「お菓子🍩は食べたいけど体重は増やしたくない…お米🍚の代わりに食べよう!」と思っている方もいませんか…?
果たして食べる炭水化物量が同じであれば、お米も砂糖も同じエネルギー量で太りやすさは変わらないんでしょうか??
先に結論を言えば「同じ炭水化物量でも、お米よりも砂糖のほうが太りやすい」となります…
詳しく知りたい方はこのまま続きをお読みください:)
【そもそも炭水化物とは…】
一言でいうと「脳や筋肉のエネルギーになるもの」です。一般的に1gあたり4Kcal🔥あり、主食(ご飯・パン・麺)やイモ類、果物などに多く含まれています。
糖尿病の患者さんなどによく使う言い方は、「良くも悪くも血糖値を上げるのが炭水化物です」と伝えます。血糖値は適切に上げることは大切ですが、いたずらに上げること(上がりすぎること)は悪化に繋がるからです。
【ご飯🍚の炭水化物について】
主食に含まれている炭水化物は一般的にでんぷん(多糖類)と言われるブドウ糖(グルコース)が沢山繋がっている🤝炭水化物になります。
沢山繋がっているということは、炭水化物の中では「消化吸収に時間が必要になる=血糖値が比較的穏やかにあがる」ということになります。
※炭水化物しか食べない場合や、たんぱく質や脂質と比べる場合はでんぷんでも「血糖値が上がりやすい」と表現することもあります※
【砂糖🍩の炭水化物について】
お菓子の炭水化物と表現すると砂糖だけではなく小麦粉なども含まれるため、ここでは砂糖だけのお話になります。
砂糖(ショ糖、スクロース)は二糖類に分類され、ブドウ糖+果糖が繋がっている🤝炭水化物になります。
でんぷん(多糖類)と違い2個しか繋がっていないため、炭水化物の中では「消化吸収が早い=血糖値が急激にあがる」ということになります。
【ご飯🍚と砂糖🍩の太りやすさの違い】
血糖値の上がり易さの違いを簡単に話しましたが、「血糖値が急激にあるが=太りやすい」といったイメージになります。
急激に血糖値が上がると、インスリンという血糖値を下げるホルモンが沢山必要になります。
インスリンが沢山出ると、血糖値は下がるのですが使わない分は体脂肪や中性脂肪に置き換えられます。
また一気に血糖値が下がるため、空腹感や口寂しさを感じてまた食べたくなるといった悪循環にはまりやすくなります。
以上のことにより「同じ炭水化物量でも、お米よりも砂糖のほうが太りやすい」とうことになります…
どうしても食べたいときは、食後すぐ食べるなど血糖値の乱高下が起こらないための工夫が必要になります。
個人的には日常的習慣的に食べない、食べる量を気を付けるなどが大切なのかなと思っています。
またいつか、少しでも上手なおやつの食べ方みたいなものを書いていきたいと思っています!!
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